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ダブリューシー・そろもん |
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『将棋』は、平安時代 [AD794-1185] から何回も改良されていて、今の『本将棋{ほんしょうぎ}』という形になったのは、戦国時代 [AD1467-1615]
の『天文{てんもん}年間 [AD1532-1555]』であり、それまでは、『小将棋{しょうしょうぎ}』と呼ばれた形式だった。
『本将棋』は、江戸時代 [AD1603-1868] には、完全に主流になり、誕生してから四百数十年間、ルール変更されていない。だから、今の本将棋は、極めて完成度が高い。
しかし、アマチュアでも、持ち時間を「一人1時間・二人で2時間」くらいにしないと、実力を発揮できない。
プロ棋士のタイトル戦が、だいたい、「一人8時間・二人で16時間」であるが、それでも持ち時間を使い切ってしまう場合がある。
「取った駒を再利用できる」というルールは、将棋の「魅力」でもあるが、「読み」が難しくなり、最初から最後まで40枚の駒が減っていかないので、対戦時間が長くなるため、このルールが、「普及しない原因」でもある。
そこで、一つの方法を考えた。『本将棋』に変化する直前の『(戦国時代の)小将棋』を、復活させれば、もしかすると、世界中に普及するかも知れない。
本将棋は、それはそれで、「小将棋とは別のボードゲーム」として、これからも、プロ棋士がタイトル戦を戦い、愛好者が楽しめばいい。
戦国時代の『小将棋』は、「一人21駒・二人で42駒」であり、「取った駒を再利用できる」というルールが無かった。駒の種類と動きは、『醉象{すいぞう}』以外の8種類20駒は、まったく同じである。【「醉」は「酔」と形が違うだけで同じ漢字であり、「酒や薬物を飲んで酔っ払う」という意味であり、「象」は、動物のエレファント
[elephant]。】
つまり、『本将棋』に『醉象』を加えて、初期配置で、王将・玉将の真上に配置して、「取った駒を再利用できる」というルールを無くした物が、『(戦国時代の)小将棋』である。
コンピューター・ゲームのプログラマーが、この『小将棋』を作成して、『将棋』とか、『チェス』とか、『シャンチー』のゲームソフトの「付録{ふろく}」に入れてもらうとか、スマホ無料アプリとして配布する、などのやり方で、多くの人が試せるようにすれば、もしかすると、競技人口が増えるかも知れない。
詳細なルールに関しては、完璧なテキストが現存していないが、実際に打ってみれば、「正確な推理」は可能だと思われる。
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「醉象が裏返ると『太子{たいし}』に成り、王将・玉将が取られても、太子が残っている場合は、まだ負けにはならない。」
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というルールだったらしい。これは、『チェス』や『シャンチー』には存在しない、非常に個性的なルールだ。 |
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【ja.wikipedia.org】
★醉象★ |
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【ja.wikipedia.org】
★諸象戯図式★ |
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【www.chushogi-renmei.com】
★将棋コラム番外編・小将棋紹介★ |
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【ja.wikipedia.org】
★小将棋★ |
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