lil69ili.com - THESIS 051
「天国」
< Tengoku >
< てんごく >
" Heaven "
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UPLOAD 2019/07/27 |
「魂は存在する」と信じている人は、100%、「死んだあと自分の魂は天国へ行く」と、信じている。それは、「100%」である。「自分の魂は地獄へ落ちる」と信じている人間は、この世に一人も居{い}ない。 では、そういう人が、死んだら、そのあとは、どうなるのか? ここで重要な『法則』は、 |
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と、考えている、いうことは、イコール、 |
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と、考えている、ということだ。 そして、やがて、その人の肉体が死んで、魂が、肉体から離れて、天井{てんじょう}のすぐ下の高さから、自分の死体を見る。 この時点で、まだ、『天国』には、はいっていない。 その死体は、以前、鏡や写真で見た自分の顔と似ているが、顔の似た人物というのは、世の中にたくさん居るものだ。 その死体の傍{そば}で、家族が泣いている。 |
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自分は、『死んだあと魂が天国に行く』と信じているが、「家族が悲しんでいる」というのは、よくない。それで、その、泣いている家族に話しかける。 |
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ところが、聞こえないらしく、反応がない。それで、しょうがないから、親友とか、仕事仲間の所へ、瞬間移動で行く。そして、 |
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ところが、彼らも、聞こえていない。 『死んだあと魂が天国へ行く』ということは、分かっているが、この問題を、解決する必要がある。 しかし、家族は、半年くらい経{た}つと、以前のように、笑顔も戻ってきた。だから、その笑顔を見て、安心して、その幽霊は、自分の好きなことをし始める。 『自分に顔の似た死体を見た日』から、『空中浮遊{くうちゅう・ふゆう}』とか、『瞬間移動』が、できるようになった。不思議なことに、何も食べていないのに、おなかが空{す}いてこない。 天国へ行けたら、その世界では、 |
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という。一般市民の『願い』と言えば、 |
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こういうようなことだ。 ところが、『自分に顔の似た死体を見た日』のあと、何も食べていないのに、まったく、おなかが空いてこないし、「食べたい」とも、思わなくなった。それと、「スポーツ」も、自分がプレーすることに関しては、興味が無くなった。従って、残っている『願い』は、「スポーツを観戦する」ということと、幽霊が男性の場合だと、「美女と仲良くなる」ということだけだ。 しかし、それも、一つ、問題がある。『自分に顔の似た死体を見た日』のあと、「他人に触る」ということが、できなくなった。自分の体に『手』は付いているが、誰かに触ろうとしても、通り抜けてしまい、触れない。これじゃあ、美女に会えたとしても、『お触り』はできないということだ。 しかし、『見る』ということはできるから、『美女』を探すことにした。 『自分に顔の似た死体を見た日』のあと、『人間』に関しては、二種類が見えるようになった。一つは、以前から見えていた、『地上を歩く人間』であるが、もう一種類、『空中浮遊できる人間』も、見えるようになった。 そして、重要なことは、『地上を歩く人間』とは、会話ができないが、『空中浮遊できる人間』とは、テレパシーで会話できる、ということだ。 その『空中浮遊できる人間』に関しては、『男』と『女』が存在するが、『女』と言っても、『地上を歩く人間』の『女』に比べたら、かなり酷{ひど}い。『地上を歩く人間』も、ほとんどがブサイクで、『美人』は少ないが、『空中浮遊できる人間』の場合、それよりも、もっと酷い。 大昔の仏教のお坊さんが描{えが}いたという、『妖怪{ようかい}の絵』というのがあるが、あれに、そっくりだ。つまり、『地上を歩く人間』の中の『ブサイク』の女が、「美人」と思えるくらいに、『空中浮遊できる人間』の女は、容姿が酷い。 『空中浮遊できる人間』の『女』というと、『妖怪』と、『ブサイク』しか、見かけないので、幽霊は、 |
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こう、疑問を持ち、最近、「知り合い」になった、『空中浮遊できる人間』の一人に、聞いてみた。 |
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それで、瞬間移動で、その、『美女たちの住む場所』の近くまで行く。知り合いは、指を差して、こう説明する。 |
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幽霊は、がっかりした。自分が死んだあと魂が天国に行くが、それまで、ブサイク女と、妖怪女としか、会えないらしい。 それが分かってから、その人物は、イライラしてきた。 そこで、以前から、『地上を歩く人間』の中で、ムカついていた相手がいたので、そいつの所に行った。『自分に顔の似た死体を見た日』のあと、『ハンドパワー』を発射できるようになっていて、「地上を歩く人間』に向かって発射すると、相手が病気になることを知っていたので、その、以前からムカついていた相手に、パワーを発射した。すると、その男が、病気にかかって、寝込んだ。 |
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その幽霊は、「次に何をしようか?」と、考え始めた。 |
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その幽霊は、死んだあと天国へ行くまで、「女子サッカーを観戦すること」が、最高の楽しみになった。 |
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REFERENCE DOCUMENT 参考文献 |
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【ja.wikipedia.org】 ★天国★ |
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【ja.wikipedia.org】 ★極楽★ |
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----- END (終) ----- | ||
ADMIN MEMO
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