lil69ili.com - THESIS 053
「ユーフォー」
< Yuufoo >
< ユーフォー >
" UFO "
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UPLOAD 2019/08/17 |
日本人が、『元{もと}が英語の言葉』を使うとき、こういう勘違い{かんちがい}をする事が多いので、欧米人は、注意したほうがいい。 例えば『ユーフォー(UFO)』だ。これは、元{もと}が英語であり、『元が日本語の言葉』は無い。 日本語で、『未確認飛行物体』と翻訳されているので、 |
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という言い方をすると、「文章として、おかしい」というのだ。『未確認飛行物体』というのは、 |
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という意味であり、「確認できない物をユーフォーというのであるから、『まちがいない』という言い方は、おかしい」というのだ。 |
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この言い方もおかしい。「飛行物体なのか、何なのか、確認できない現象」に対して、「存在するのか、存在しないのか?」という言い方は、文章として、おかしいわけだ。 こういう種類の『議論』に関しては、昔、私が、『聖書』を『日本語版』で研究していたとき、苦労した事と同じものだ。「英語版は、微妙に意味が違う」と分かるまで、解読が進まなかった。 ここで書く説明は、『聖書』を解読するときに体験した事と、非常に似た問題である。 『聖書』の『日本語版』は、『英語版』を翻訳したものであり、その英語版もまた、『古代ギリシャ語版』を翻訳したものであり、それさえも、『古代イスラエル語版』を翻訳したものであるから、一番最初の言語は、『古代イスラエル語』である。専門的には、『ヘブライ語 [Hebrew] 』とか、メソポタミア地方で使われていた『アラム語 [Aramaic] 』という言語だ。キリストは、アラム語を使っていたらしい。 『仏教』も、同じような問題を抱{かか}えている。漢字で書かれた『御経{おきょう}』は、大昔の中国の僧侶が翻訳した書物であり、元は『古代インド語』である。専門的には、『サンスクリット(=梵語{ぼんご})(「サンスクリット語」という言い方をする場合もある) [Sanskrit] 』とか、『パーリ語 [Pali] 』という。 『儒教』における『論語』などの書物に関しては、元が『古代中国語』であるが、現代の中国語や台湾語や日本語と、漢字の使い方や意味が変化しているため、「書物が書かれた当時はどういう意味だったのか?」という事を、突き止めないと、正確な解読はできない。 『ユーフォー』という単語に関しては、元の『英語』の意味を考えないと、こういう勘違いをして、口論{こうろん}になったりするわけである。すなわち、こういう解読方法ができないと、『聖書』などの宗教書は、正確に解読できない。 英語の『U.F.O.』は、『Unidentified Flying Object{アナイデンティファイド・フライング・オブジェクト}』の省略形である。 『フライング・オブジェクト』は、『飛行物体』である。問題なのは、『アナイデンティファイド』の意味だ。これは、「正体を確認できない」という意味である。従って、『アナイデンティファイド・フライング・オブジェクト』の正確な意味は、 |
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すなわち、 |
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という、雰囲気の意味である。そして、「正体が確認できない」というのは、 |
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という意味があるので、 |
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という意味を含んでいる。そういう『雰囲気』の言葉なのだ。従って、 |
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こういう意味を持っているので、 |
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と、英語で言う場合は、 |
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という意味になり、文章として、不自然ではない。 |
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英語で、こういう言い方をする場合、それは、 |
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こういう意味であり、「文章としておかしい」という事はない。 儒教における『論語』もまた、同じような勘違いが多いし、イスラム教における『コーラン』もまた、似たような勘違いが多い。それを見抜けるかどうかが、正確な解読ができるかどうかの、鍵になる。 |
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REFERENCE DOCUMENT 参考文献 |
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【ja.wikipedia.org】 ★聖書翻訳 ★ |
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----- END (終) ----- | ||
ADMIN MEMO
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